ほとばしる激情!まさに「人間」![ 美しく怒れ ](作: 岡本太郎 )
実にお久しぶりですが……
今回この一冊を紹介します!
[美しく怒れ] 著:岡本太郎
これはねぇ…!!
スゴイですよ!!
何がスゴイって文章がうまいとか、ためになるとか
そんな次元じゃない!
文章を読んでいるだけで
圧倒的な純粋さからあふれてくる「透明な怒り」を
全身で受け止めることになります!
目の前に太郎さんがいる…
その曇りない目で見据えられている…
そして汚れている自分は皮膚も、肉も、内臓も、自分を創るすべてが
逆らえない風に吹き飛ばされ、骨だけになっていく…
そんな印象でしたよ!これが世界的プレーヤーのオーラか!
僕はこの本で初めて岡本太郎さんの文章を見た(考えを覗いた)んですがね。
もう圧巻。なすすべ無し。
この本が編集されたのは2004年。
つまり岡本太郎さんの発言はもっと前(!)
もう古い情報だ?とんでもない!
岡本太郎さんの思想・発言は時代遅れとかそういう次元にはない!!
ホモ・サピエンスが「人間」である以上、
この巨人の言葉は常に最先端だ!
とにかく一度も岡本太郎さんの言葉に触れたことが無い方は
すぐに読むべき!そうすべき!