必読!読書するだけで成長できるおススメ本紹介!

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ほとばしる激情!まさに「人間」![ 美しく怒れ ](作: 岡本太郎 )

実にお久しぶりですが……

今回この一冊を紹介します!


[美しく怒れ] 著:岡本太郎


これはねぇ…!!

スゴイですよ!!

何がスゴイって文章がうまいとか、ためになるとか
そんな次元じゃない!

文章を読んでいるだけで
圧倒的な純粋さからあふれてくる「透明な怒り」
全身で受け止めることになります!

目の前に太郎さんがいる…
その曇りない目で見据えられている…

そして汚れている自分は皮膚も、肉も、内臓も、自分を創るすべてが
逆らえない風に吹き飛ばされ、骨だけになっていく…

そんな印象でしたよ!これが世界的プレーヤーのオーラか!


僕はこの本で初めて岡本太郎さんの文章を見た(考えを覗いた)んですがね。

もう圧巻。なすすべ無し。


この本が編集されたのは2004年。
つまり岡本太郎さんの発言はもっと前(!)

もう古い情報だ?とんでもない!

岡本太郎さんの思想・発言は時代遅れとかそういう次元にはない!!

ホモ・サピエンスが「人間」である以上、
この巨人の言葉は常に最先端だ!


とにかく一度も岡本太郎さんの言葉に触れたことが無い方は
すぐに読むべき!そうすべき!

 

 

美しく怒れ (角川oneテーマ21)
 

 

「人を動かす」 をまとめる 番外編 [書籍]

 おはようございます。

今日はあいにくの曇り空ですが、

すごしやすい気候となっております。(^O^)/

 

ふと思いついたことがあるので

書き留めてみようかと思います。

 

「仏の顔も3度まで」

 

っていいますよね。

この言葉について書きます。

 

昔はこの言葉の意味を

「3回も言ってもわからなかったら、仏様でもさすがに激怒するぞ!」

ということだと思っていました。

 

辞書にもこんな内容で書いてあります。

「普段は非常に穏やかな人でも、あまりにも失礼なことを何度もされれば、最後には怒ってしまう」

 

でも最近、それは違うんじゃないかと思ったのです。

 

それはこんな出来事から。

 

仕事をしていて、注意を何度しても聞いてくれない人がいました。

注意といってもやんわりと、です。

 

「人を動かす」から、

 

議論は避ける。

目標はその人に自分がしてほしいことをしてもらうことなんだから、

怒ることは目的に沿わない。

メリットを説明し、納得して行動してもらう。

 

などなど、素晴らしい教えを吸収していましたので。

 

もちろん怒ったり、声を荒げたい気持ちはありました。

でもそれやっても今後の仕事がぎくしゃくしちゃうだけですもんね。

何とかこらえました。

 

ここで何度も注意しても聞いてもらえないことで、

「まぁ、仕方ないか。

僕にできる限りのことはやったし、

これで何か問題が起こっても、その人が解決すれば」

と思うようになりました。

 

ここでふと思ったのが、

「仏の顔も3度まで」の本当の意味とは

 

最後には怒るのではなく、

最後には立ち去って行くのではないかと。

 

怒られているうちはまだいい、とは

よく聞きますが、

つまりそれと同じことじゃないかと。

 

そう思ってもう少し調べてみると、

この言葉の元になった物語がでてきました。

 

ざっくり解説すると、

 

ある国同士が戦争をしようとして、

片方の国が出兵した際に

お釈迦様はそれを止めました。

しかし両国の因縁は深く、このままでは収まりがつかないため、

その国はまた出兵し、

お釈迦様はまたそれを止めました。

これを計3回繰り返しました。

しかし4度目になると、

お釈迦様は

「この因縁の深さはどうすることもできない」

とあきらめ、

出兵を止めませんでした。

 

というようなお話です。

 

やっぱりそうだったのかー。

 

そうですよね。

マザー・テレサ

「愛情の反対は憎しみではなく無関心だ」

っておっしゃってましたもんね。

 

結局何が言いたいかというと、

なんとなく思ったことが実は正解で嬉しかったよ

ってことですね(笑)

 

あと、そのような思考回路が出来上がったのは

間違いなく「人を動かす」のおかげです。

 

感謝感謝。

人を動かす 新装版

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